望まない妊娠で悩んでいるあなたへ

ありがとう 今日までしっかり守り育ててきてくれて

私たちは、子どもの「いのち」を守り、お腹のなかで育んでいるあなたに、心からの敬意を表します。たとえあなたが、望まない「いのち」であったとしても…。
「いのち」を守ることは、誰もができることではありません。
お腹のなかにいる「いのち」は、あなただけが守れるものです。

その「いのち」は、やがて大きな可能性と未来を持って羽ばたいていきます。
その「いのち」は、あなただけのものではありません。
その「いのち」は、この世に生きる人たちに大きな輝きを持たせてくれる。そんな「いのち」なのです。

 

ひとりで育てていこうと考えているあなたへ。あなたは育てることができますか?

赤ちゃんを産み、育てていくことは、生やさしいことではありません。ふとまわりを見れば、楽しそうに毎日を送っている友達がいます。きれいにお化粧をし、きれいな洋服を着て、仕事や遊びにイキイキとしています。この子がいなければ…と頭の隅をかすめることがあるでしょう。

親になるということは、どんなことがあっても子どもを育て抜く覚悟が必要です。

両親や身の回りの方々の支援をいただきながら「この子が可愛い」と子育てを楽しみ、愛し抜いていくことがなによりも大切です。
親に愛されることで、多くの方に愛されることで、子どもは安心して自分を肯定することができ、やがて自立していきます。

「生まれて良かった、一緒に生きて良かった」と親子で共感できるような子育てを始めなくてはなりません。

同時に、あなた自身が人生を楽しみ、幸せだと感じる未来を築きくための努力を始めなければなりません。
子どもは、子どもの未来に向かって成長していくのですから、あなたもあなた自身が幸せな人生を作っていかないと子どもに重荷を負わせてしまいます。「ぼくがいたから、私がいたから、お母さんは幸せではなかったんだね…」なんて言わせないような生活をしなければなりません。
自身で育てると考えている方は、これから先どんなことがあっても子どもを守り育んでいく、そんな覚悟でこれからの人生を歩んでください。

 

育てたい?育てられない?…迷っているあなたへ

あなたは出産後 、どんな生活がしたいですか? 想像してみてください。

妊娠・出産のため、長く学校や職場を休んでいた空白の時間の後、または、妊娠・出産を誰にも話せず苦しんでいた後、これからどう生きていくのか考えてみましょう。

あなたは、今日まできっとお腹の赤ちゃんに話しかけ、愛してきたのでしょう。何よりも大切な存在として守り抜いてきたのでしょう。愛し守り抜いた赤ちゃんを育てたいと願っているのでしょう。

一方では生きていくのが精一杯で、どんなに愛しても、どんなに可愛いと思っても育てられないと泣き、苦しんでいるのでしょう。

「育てたい」「私が産んだんだから、私が育てたい」「お腹を痛めて産んだんだから、私が育てたい」と一見あたり前のように考え、育てられそうもないもう一人の自分を責めていませんか。

そこで考えてみてください。生まれてきた赤ちゃんのことを。

生まれてきた赤ちゃんの幸せを一緒に考えてみましょう。誰が育てたら幸せになるのでしょう? あなたが育てたほうがこの子の幸せに繋がる。あるいはあなた以外の、この子にたくさんの愛情を注いでくれるご夫婦に育ててもらう。または乳児院や里親さんに育ててもらう…。頭が痛くなるほど考えてみて下さい。
いま一時の感情だけではなく、未来ある赤ちゃんの幸せを第一に一緒に考えましょう。

 

赤ちゃんを生んでも育てられないあなたへ

あなたは不幸にして望まない妊娠をしてしまいました。でも、お腹のなかの赤ちゃんはあなたに愛されて生まれたいのです。あなたが誰かに愛されたように…。
そして、どんなふうに生まれてこようと赤ちゃんはかわいそうではありません。赤ちゃんの命は赤ちゃん自身のもので、やがては私たち社会のものです。誰かに愛され、必要とされている赤ちゃんです。

そんな大切な命と未来を持っている赤ちゃんは、あなたが大切に育てるのが、いちばん良いのです。

大丈夫。必ず良い道は見つかるから。
あなたが前を向き、胸はって「これから」を生きる道が必ずあるから。
私たちはあなたの心と子どもの命を守りたいのです。
私たちはごく普通の人間です。だからこそ、あなたのそばにいられます。
私たちはあなたを応援します。

私たちそれぞれには子どもたちがいます。みんな私たちの「宝物」です。
みんな私たちと血の繋がりを持ちませんが、私たちの大事な「家族」なのです。家族は血の繋がりだけではないと思います。
愛されていることがとても大事なことだと思っています。

日本には、血の繋がらない親子に、「普通養子縁組」と「特別養子縁組」の制度があります。
「特別養子縁組」は、子どもの福祉と、子どもの幸せをいちばんに考えられた制度です。
もし、あなたがその子を育てられないとしたら、あなたと同じようにその子を育てられるご夫妻を紹介することも私たちの活動のひとつです。

お話しを聞かせてください。そして、私たちの話も聞いてください。

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