特別養子縁組について

赤ちゃんを生んでも育てられないあなたへ

あなたは、あなたが守り抜いてきた大切な赤ちゃんを、養親さん・乳児院・里親さん…どんな方に育てて欲しいですか?
あなたのご両親より若いご夫婦に?経済的に豊かなご夫婦に?子育てに専念してくれるご夫婦に?立派なお宅に住んでいるご夫婦に?それとも、子どもを愛してくれるだけのご夫婦に? 育てられなくても、誰でも良い訳ではないでしょう。

私たちは、あなたが生んでくださる大切な赤ちゃんを丸ごと受け入れ、愛し抜くことのできるご夫婦に育てて欲しいと願っています。そして、このようなご夫妻に育てていただくには「特別養子縁組」が最善の方法だと考えています。

特別養子縁組を考えているご夫婦へ

あなたは「養子の子」をどのようにイメージされますか?
実親に育てられない「不幸な子」ですか?養子は特別な子?養子は「選ぶこと」ができる…? もしそうだとしたら、養子縁組はやめたほうが良いでしょう。

あなたは「養子」を選べると思っていませんか?
養子ならば、性別・国籍・障がいの有無を選べると思っているご夫妻がおられます。

養子ならば「こう育てる・こうなるはずだ」と思っていませんか?あなたが「特別な人」ではないように、産まれてくる子ども一人一人が違うのです。養子を選べると思っているご夫妻の「理想の子ども像」は、やがて自分たちと「血が繋がっていれば、こうはならない」に繋がっていきます。

あなたがいまだ見ぬ子の性別・資質・容姿・体質に「なにかを期待」をするならば、養子縁組はやめた方が良いです。子どもはあなたの期待通りにはならないから。

「ごく普通の子を、ごく普通の夫婦が、ごく普通の生活で、ごく普通に育てる」これが当法人の「養子縁組の基本条件」のひとつです。そのため、養子縁組をしたあと、ご家族の様子を写真つきで掲載することはありません。なぜなら「ごく普通の家庭」をわざわざ紹介することは必要ないからです。

私たちは、生まれてくる「命」を守り、育んでくださる方を探しています。子どもは「商品」ではありません。「命」そのものです。

誰が育てたらよいのでしょう

産みの親が育てることができない子どもを、社会の中で育てていくことを『社会的養護』といいます。これには「施設養護」と「家庭養護」があります。

家庭養護 養子縁組をする

特別養子縁組制度(民放817条の2)
子どもの福祉のための制度です。
実親から「親権」を断絶し、養親に移譲します。離されることのない、父、母、子どもが「実子」と同じ権利を持って「家庭そのもの」を創る、子どもが主体の養子縁組です。

普通養子縁組制度(民放792条)
父権主義の戸籍体系と「家制度」保持のために作られた、大人が主体の縁組制度です。

当法人は、生まれてきた(生まれてくる)赤ちゃんにとって、子どもに唯一の恒久的な家庭を与える目的として制度化された「特別養子縁組」が、子どもの幸せを守る上で最善だと考えています。 あなたが守り抜いてきた大切な赤ちゃんを、特別養子縁組に委ねませんか。

家庭養護 里親制度の元で育ててもらう

児童相談所に相談し、里親制度を利用して施設入所後、里親さんに育ててもらう方法です。戸籍上は実親が親ですが、里親さん宅に足繁く通い子どもとの関係を絶ち切らないように努力をしなければなりません。

なぜなら里親制度というのは、子どもが実親家庭に戻り、家族の再構築を図ることが目的だからです。出生後すぐに里親家庭にあずけられようと、成長過程の中であずけられるようと、基本的にはいつの日かあなたと暮らすことが目的です。あずけっぱなしで、ある日もどされたとしたら、あなたは愛して育てていくことができますか。

里親さんにあずけるためには、里親さんが乳児院や施設に「マッチング」と称する数ヶ月の期間を経過しなければなりません。あなたの守り抜いてきた赤ちゃんが、愛され育てられていただくために児童相談所や施設職員の観察する期間があります。赤ちゃんによって愛着を築く大切な時期をマッチング期間に費やしてしまうのです。マッチング期間中に里親さんに断られることもあります。あずけられた後、何らかの理由で里親家庭から施設に戻されたり、別の里親家庭に迎えられることもあります。

多くの里親さんが大切に我が子として育てて下さいますが、あなたが産んだ赤ちゃんがそういう里親さんに巡り会えるとは限らないのです。
子どもにとって、家庭に代わる環境などありえない、安全で愛情に溢れた家庭そのものが絶対に必要だと思いませんか。

施設養護 乳児院や児童養護施設 で育てもらう

児童相談所に相談し、実親の同意の元に出産後、乳児院にお世話になる方法です。戸籍上は実親が親ですが、あなたはお子さんに会いに行くことができますか。頻繁に足を運び、抱っこし・おむつを替え・ミルクをあげ・愛着の絆を深めることができますか。

乳児院や児童養護施設では、職員によって育てられていきます。お父さんお母さんと呼べる人がいません。泣いたらすぐにお父さんお母さんに「どうしたの?いい子ね」とすぐに抱っこしてもらえない。たくさん遊んで欲しいときに遊んでもらえない。一人で添い寝もしてもらえない状態で、涙をためながら眠りにつき、ふと目覚めたときに誰もいない。「可愛いね!!可愛いね!!」と一番言って欲しいお母さんがいません。

もちろん、心を込めてお世話をして下さるスタッフの方々はたくさんいらっしゃいますが、児童相談所の管理下の元、どんなに思いを込めて育てようとしても限界があります。抱っこをしてミルクを飲ませてくれるし、さっぱりとオムツも替えてくれるし、洗濯された清潔な産着を着せてくれるし、時には歌を歌ってくれたり、お話を聞かせてくれたりもするでしょう。それなら大丈夫と思うかもしれません。しかしこれらのスタッフの方は、お父さんお母さんではありません。

乳児院は、保育園でもないのです。保育園なら毎日毎日、お父さんお母さんの元に帰り、時間が許す限り愛されお世話もされます。

愛し守り抜いてきた赤ちゃんを、このような乳児院などの施設にお願いしたいですか?

特別養子縁組が成立するまでの流れ

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